人付き合いが苦手だった私のカウンセリング(20代・男性)

2016年05月13日(金)

元々、人付き合いが苦手だったのですが働き出してから、拍車をかけてコミュニケーションに悩むようになりました。仕事でのストレスもドンドン増してきて、食欲も落ち、眠れなくなったことから心療内科に通院するようになりました。そこで「社交不安障害」と診断され、投薬治療が始まりました。
薬で落ち着いてきましたが、会社での辛さは相変わらずでした。雑談のようなコミュニケーション、会議での発言などです。このままではいけないなと思い、主治医に相談したところカウンセリングを勧められ、その病院にカウンセラーがいなかったことから、岡崎さんのカウンセリングルームを紹介されました(土曜日に開いているのも良かったです)。

正直なところ、最初はカウンセリングに懐疑的でした。話しをすることが苦手だし、話をすることで何が変わるのかなっと思っていました。それに安い買い物ではありませんし・・・(笑)。
岡崎先生は話しやすい人でしたので安心しました。カウンセリングはただ話を聴いてくれるだけだと思っていたのですが「一緒に認知行動療法という方法をやっていきましょう」と・・・「認知行動療法」を聞いたことがなかったので、うまく出来るか心配もありましたが、そう思ってしまうのも何にでも不安になってしまう自分の症状だったのかもしれません。社交不安障害についても詳しく説明してくれました。そこから一緒に話す練習や自分の考え方に関する練習などを行っていきました。
また、実際に会社でどのように行動をとっていくのか考え、実行していきました。そうすると不安に慣れてきたのか、少し話し方がうまくなったのか、会社での辛さは減ってきました。不安がなくならないことを知れたことも良かったです。適度な不安は正常な反応だそうです。

会社での悩みがほとんどなくなったのでカウンセリングは終わりました。数か月、10回ほどお会いしただけで、長年の悩みがこれほど小さくなるとは思いませんでした。本当にありがとうございました。